自己啓発本を読んでもやる気が継続しない2つの理由と効果的な方法
やる気を維持したり向上させる目的で自己啓発本を読もうとされる方はたくさんいますが、そのほとんどが一週間、早ければ3日も経てば元の状態まで戻ってしまっています。
しかし、この現象は何もおかしなことではないどころか、自己啓発をきちんと理解している方からすれば至極当然の結果なのです。
自己啓発本を読んでもやる気が継続しないのには、きちんと原因が存在します。
- やる気を出すために自己啓発に励んでいるが全く上手くいかない
- 落ち込んだ時に自己啓発本を読んでも、すぐにまた落ち込んでしまう
- 気分、やる気、モチベーションの上下が激しく仕事やプライベートに支障が出ている
実際に上記のような悩みを抱えている人は多く、私達のところへ個別相談に訪れる方でも一定数の方がこうした悩みを抱えています。
- 自己啓発本を読んでもやる気が継続しない2つの理由
- やる気を出すために行う効果的な自己啓発とはどのようなものか
自己啓発の業界に20年従事している専門家として、自己啓発でやる気を出すために必要なことと、当たり前のようにやってしまっている間違いについて、一つ一つ解説していきます。
1982年生まれ。2004年(22歳)から現在に至るまで自己啓発の世界に身を置き、自己啓発のプロフェッショナルとして営業・講演・研修活動を行い、現在の月間セールス日本一の記録も保有しています。
すべて正規に版権を取得しており、自社取扱いプログラムともなっている
- ナポレオン・ヒル(成功哲学の祖。「思考は現実化する」など成功法則を体系化)
- ジョセフ・マーフィー(潜在意識の法則)
- マクスウェル・マルツ(サイコ-サイバネティクス理論)
- ジグ・ジグラー(自己イメージ改造理論)
- ブライアン・トレーシー(営業の神様)
- デール・カーネギー(道は開ける・人を動かす)
- ジョー・ヴィターレ(引き寄せの法則ブームのきっかけとなった、ザ・シークレットの賢人エイブラハム)
これらすべてのプログラムを所有、実践し、プログラムユーザーへレクチャーしています。
現在のクライアントは法人のみですが、全国に在籍するインストラクターの育成と、プログラムユーザーのフォローサポートも担当しています。
~主な取扱い業務~
大手企業の新入社員研修
営業 / セールスなどの社内講演
オペレーションマニュアルの作成
自己啓発本を読んでもやる気が継続しない2つの理由

自己啓発本を読んでも長くても一週間、早ければ3日でやる気が元に戻ってしまう理由は以下の通りです。
理由1:読んだ自己啓発本がスキルやテクニックに偏ったものだから
自己啓発本を読んでもすぐにやる気が元に戻ってしまう1つ目の理由は、読んだ自己啓発本がスキルやテクニックに偏ったものである場合です。
自己啓発というものには、世間ではさまざまなものが入り混じっているので、正しい自己啓発がどのようなものか知りたい方には、以下の記事が参考になります。
やる気を出すために必要なものは、何か新しい方法を知ることではなく、現在の自分自身の心構えを変えること以外にありません。
例えば、現在太っていることに悩んでいる人が「食べなければ良い」ということを学んだり、「食べるものを変える」ことを知ったところで、痩せられる訳ではありませんよね。
太っていることに悩んでいる人は現在の自分が食べ過ぎであったり、生活習慣に問題があることは自覚しているのです。
しかし、それでも辞められないから悩んでいます。
太っていることに悩んでいる人に必要なものは新しい知識ではなく、現在の自分の太っていることを許容している自分であったり、自分を甘やかしてしまうような心構えを変えないといけないのです。
自己啓発でやる気を出せるようになろうとしている人も、現在の自分がやる気を出せない原因の根本を解決しないといけません。
理由2:心構えを変えずに知識を身に着けても使いこなせないから
自己啓発本を読んでもすぐにやる気が元に戻ってしまう2つ目の理由は、心構えを変えずに知識を身につけても使いこなすことができないからです。
「知識は力なり」とは昔から語られている名言ですが、知識をつければ何とかなるものではありません。
例えばどんな名刀を手にしたところで、それを使いこなすだけの刀の使い方を知らなければ猫に小判なのです。
本当にやる気を出せるように変わりたいのであれば、有効な知識を使いこなせるための心構えを構築しなければならないのです。
自己啓発は万能薬だがどの薬を使うかを知らないと意味がない

自己啓発とはとても広い分野で活用ができ、その内容も多種多様にわたります。
なぜなら心構えを変えるということは、単に一つの場面で使える知識を得るということとは全く異なるものだからです。
例えば人生に生きる目的を見つけたり、仕事やプライベートの信頼の置けるパートナーを作ったり、やる気を出せるようになったり、集中力が身につくようになったり、健康管理ができるようになったり、コミュニケーションが取れるようになったりと、その人の悩みを解決するに足りるたくさんのノウハウが存在します。
現在のあなたがやる気が出せないことに悩んでいるとして、やる気が出せない原因も人によってさまざまです。
悩んでいる原因(症状)があるとはいっても、その原因に対する答え(処方箋)は万人共通の一つとは限らないのです。
心構えを変えるにしても、人によって変え方は多岐にわたります。
つまり現在のあなたにとって、一番有効な対処法を導き出すことができるパートナーを見つけなければならないのです。
自己啓発でやる気を出す効果的な方法

自己啓発でやる気を出すために効果的な一番の方法は、先程も述べた通りで自分自身の心構えを変えることです。
しかし、やる気が出せない原因は人それぞれですので、まずはそれを正しく診断できるパートナーを見つけて下さい。
これは分かりやすく例えるなら、病院に行くならここ、美容院に行くならあそこ、など◯◯するならあそこ!と、ご自身の中で決まっているように自己啓発するならあそこ!と決めることです。
無事にパートナーを見つけることができたら、次はそのパートナーの指示に従ってやる気が出せない原因と、その対処法について取り組むようにしましょう。
パートナーが正しい処方箋を出せる人なのであれば、あなたにとって実現可能なプランで提案がされているはずですので、途中で諦めたりすることもなく、きちんと継続することができ、無事にやる気を出せるようになるでしょう。
自己啓発でやる気を出したいなら正しく理解しよう

きっとこの記事にたどり着いた段階では、この記事をお読みの方も自己啓発でやる気を出せるようになるお手軽テクニックを探してネットを開いていたはずですから、この記事を読んでも何の収穫も得られなかったとお思いになられたかもしれません。
しかし、残念ながら誰でも簡単にやる気が出せるお手軽テクニックのようなものは存在しないのです。
もしそのようなお手軽テクニックが存在するのであれば、この世にやる気が出せなくて悩んでいる人はいなくなっていることでしょう。
そのようにして甘い誘惑で皆さんを引き込もうとしているのは、詐欺師かカルト集団などの悪質な人くらいです。
自己啓発の周囲に蔓延る洗脳や詐欺の被害に合わないために必要な知識については、以下の記事で詳しく解説しています。
正しくやる気を出して継続できるようになりたいなら、正しく自己啓発できるように支えとなるパートナーを見つけて、実践するだけのとてもシンプルなものなのです。
しかし、そこに「費用がかかるから…」「そこまでしなくても…」と8割以上の方が挫折するので、困ったままの人で溢れかえっています。
物事というものはとてもシンプルです。
名言で著名なアール・ナイチンゲール博士も「人生で成功している人の8割以上の人の本棚には「思考は現実化する」が置いてあった」と言っています。
本当に良いものは歴史も実績もきちんと残るものです。
自己啓発でやる気を継続させられるようになりたいとお考えなのであれば、まずは自己啓発を正しく理解するところから始めてみましょう。
- 自己啓発本を読んでやる気が継続しないのは、スキルやテクニックに偏ったものだから
- やる気が出せない根本の原因を改善しないと、やる気を継続することはできない
- 正しく自己啓発を理解して、信頼できるパートナーを見つけて取り組もう