自己啓発でマネジメント力を向上させる10選と3つのポイントと注意点

自己啓発でマネジメント力の向上を図る企業は、厚労省でも企業への取り組みとして推薦したり、助成金を出したりすることで近年非常に増えています。

・自己啓発はマネジメント職に役立つ?
・マネジメント職にお勧めの自己啓発は?

こうした疑問をお持ちの人にも分かりやすいように、自己啓発のメリットとお勧めの取り組み10選を解説していきます。

こちらの内容に関しては、私達リアライズのYouTubeチャンネルでも聴く動画として上げています。

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この記事を書いた人

1982年生まれ。2004年(22歳)から現在に至るまで自己啓発の世界に身を置き、自己啓発のプロフェッショナルとして営業・講演・研修活動を行い、現在の月間セールス日本一の記録も保有しています。

すべて正規に版権を取得しており、自社取扱いプログラムともなっている

  • ナポレオン・ヒル(成功哲学の祖。「思考は現実化する」など成功法則を体系化)
  • ジョセフ・マーフィー(潜在意識の法則)
  • マクスウェル・マルツ(サイコ-サイバネティクス理論)
  • ジグ・ジグラー(自己イメージ改造理論)
  • ブライアン・トレーシー(営業の神様)
  • デール・カーネギー(道は開ける・人を動かす)
  • ジョー・ヴィターレ(引き寄せの法則ブームのきっかけとなった、ザ・シークレットの賢人エイブラハム)

これらすべてのプログラムを所有、実践し、プログラムユーザーへレクチャーしています。

現在のクライアントは法人のみですが、全国に在籍するインストラクターの育成と、プログラムユーザーのフォローサポートも担当しています。

~主な取扱い業務~

大手企業の新入社員研修
営業 / セールスなどの社内講演
オペレーションマニュアルの作成

自己啓発でマネジメント力を向上させる

自己啓発を取り入れることで、管理職のマネジメント力を培ったり、向上させることは可能です。

なぜなら、自己啓発というものはスキルやテクニックといったものではなく、その人自身の人としての在り方の部分を形成するものだからです。

例えばですが、あなたが付いて行きたいと思える上司とは、どのような人か想像してみて下さい。おそらくほとんどの人が

・頼りがいのある人
・朗らかで安心できる人
・人として尊敬できる人
・的確な判断を下せる人

このような特徴を挙げることでしょう。

つまり、管理職が理想像としているマネジメント力を持っている人というのは、これらのような人格形成が必要になるのです。

しかし、ここでよく考えて頂きたいのですが、現在マネジメント力を向上させるために、どのようなものを取り入れようとしているかというと

・部下を動かすために必要なスキル
・組織のコミュニケーションを円滑にするためのテクニック

このようなスキルや、テクニックを身に付けさせようとしています。

これでは、部下や組織が上司に求めているものと、管理職が必要だと思っているマネジメント力に関して、ベクトルのズレが発生しています。

組織としてマネジメントが機能していない、社内の風通しが良くない企業というものは大抵、マネジメントについてのズレが発生している状態がほとんどです。

自己啓発を取り入れて、マネジメント力を向上させ、管理職を機能させようと検討しているのであれば、人格形成を行えるものを取り入れるべきです。

ですが、そうは言っても上からは「スキルや知識を学べる自己啓発を導入しなさい」と言われ、部下には人柄を求められるのが、板挟みの管理職というものです。

そこで、この先ではマネジメント職に就いている人が、上層部を納得させられるだけの自己啓発として、学びの高いもの10選を紹介していきます。

マネジメント職が学ぶべき自己啓発10選

マネジメント職に就く人が、学ぶべき自己啓発の内容は多岐にわたりますが、これから挙げる10選を学ぶことで、同時に自己研鑽や能力開発も行うことができます。

様々な分野の学びを得ることで、マネジメント職としての脳力を高め、チームや組織の成長に貢献できるように自己啓発していくことができます。

1,リーダーシップの開発

マネジメント職が取り組むべき自己啓発として、リーダーシップの開発につながるものを取り入れることが挙げられます。

リーダーシップ理論としてサーバントリーダーシップ、トランスフォーメーショナルリーダーシップ、シチュエーショナルリーダーシップなどを学ぶのも良いでしょう。

また、モチベーション理論としてマズローの欲求階層説、ハーズバーグの動機付け衛生理論、自己決定理論などについて触れてみるのも効果があります。

2,コミュニケーションスキルの開発

マネジメント職が取り組むべき自己啓発として、コミュニケーションスキルの開発に励むことは、部下たちとの円滑なコミュニケーションを促進することができます。

アクティブリスニングによって、相手を理解して適切な応答脳力を身につけたり、プレゼンスキルによって説得力を高めることは、非常に有効です。

また、建設的なフィードバックを提供することと、周囲からのフィードバックを受け入れる姿勢を身につけることも、マネジメント職には欠かせない脳力です。

3,感情知性の開発

マネジメント職が取り組むべき自己啓発として、感情知性の開発に励むことで、対人関係全般における円滑さを生み、スムーズな指示伝達を作ることもできます。

自己認識を高めることによって、自身の感情や反応の理解に務めたり、自己管理脳力を向上させることで、感情やストレスを管理する脳力を高めます。

また、共感能力の向上に励むことは、部下の感情や視点を理解することで支持を集め、対人関係管理の強化によって、質の高い組織を維持することができます。

4,戦略的思考の開発

マネジメント職が取り組むべき自己啓発として、戦略的思考の開発を行うことは、自分たちの役割に気付き、プロジェクトを成功させる鍵になります。

具体的には、ビジョン設定を身につけることで、計画を立てる脳力を磨いたり、意思決定について知ることで、分析や評価を基準に迅速な判断ができるようになります。

また、問題解決能力を高めることは、クリティカルシンキングや分析力を向上させる効果があり、業務上でも人事上の問題でも役に立つ脳力です。

5,タイムマネジメントの開発

マネジメント職が取り組むべき自己啓発として、タイムマネジメント脳力を開発することは、時間効率の向上によって取り組む仕事量を増やすことができます。

優先順位の設定ができるようになれば、重要度と緊急度を見極め、取り組むべき問題と課題に、適切な時間とエネルギーを割けるようになります。

また、時間割の作成ができるようになれば、現状よりも効果的で生産性の上がるスケジュール管理や、デッドラインの管理もできるようになります。

6,チームビルディングの開発

マネジメント職が取り組むべき自己啓発として、チームビルディングの開発に取り組むことは、組織のパフォーマンスを最大化するのに役立ちます。

チームダイナミクスによって、組織内の役割や相互作用を知ることにより、部署毎のパフォーマンスを最大化することも可能です。

また、コンフリクトマネジメントに触れることで、部署毎や個人間などの対立やいざこざを解消して、組織として協力体制を作り出すことができるようになります。

7,デジタルリテラシーの開発

マネジメント職が取り組むべき自己啓発として、デジタルリテラシーを身につけることで、問題を未然に防ぐことができるようにしておくことも重要です。

プロジェクト管理ツールや、コミュニケーションプラットフォーム、データ分析ツールなどを活用することは、現代においては必須と言っても過言ではありません。

また、サイバーセキュリティに関しても知ることで、ネット上における基本的なセキュリティ対策やリスク管理の体制を作ることができます。

8,持続的学習能力の開発

マネジメント職が取り組むべき自己啓発として、持続的学習能力を高めることは、本来の自己啓発にも繋がり、永続的な成長と維持を生み出すことができます。

常に教えや導きなどから、自分自身を見つめ直し、心構えを構築、修正することで部下の信頼を得て、組織のリーダーとしての在り方を身につけることができます。

また、自身が自己啓発に励むことができれば、部下たちの自己啓発の悩みにも対応できることで、フィードバック脳力を高めることにも繋がります。

9,メンタリングの開発

マネジメント職が取り組むべき自己啓発として、メンタリングを取り入れることは、直属の上司以外の第三者視点を導入することで、部下の成長を促進します。

メンタリングによって、年齢の近い人が違った教え方をすることは、意思疎通を図ることを容易にして、これまで以上の理解力を生む効果があります。

また、メンターとして採用された人材も、早い段階から人を育成するプログラムに参入することによって、次世代のリーダーの育成にも繋げることができます。

10,ウェルビーイングの開発

マネジメント職が取り組むべき自己啓発として、ウェルビーイングに触れることは、社員一人ひとりの考え方や価値を尊重できるようになります。

ストレスリダクションによって、瞑想やマインドフルネスなどのストレス軽減技術を学ぶことは、部下にとっても信頼できる上司として見られます。

また、仕事とプライベートのバランスを管理できるようになることは、部下たちにとっても理想的なライフスタイルを維持することにも繋がり、離職率を下げます。

これらの理由から、マネジメント職の人がこれまでに挙げた10の自己啓発に取り組むことで、組織の活性化と自身の成長を促すことができます。

それぞれのメリットを身につけたマネジメント職であれば、部下たちの信頼も厚く、また組織としても強固な集まりとなり、仕事も円滑に進むようになります。

それでは続いて、上層部を抜きにして、あなた自身に必要な自己啓発とマネジメントについて、一つ一つ解説していきます。

マネジメント力を向上させる3つのポイント

組織として自己啓発を取り入れ、マネジメント力を向上、または形成させようとしているのであれば、以下の三つのポイントについて正しく理解する必要があります。

1,人柄に付いていくと知る

自己啓発でマネジメント力を向上させるための一つ目のポイントは、部下はあなたの知識やテクニックではなく、人柄に付いていくものと知ることです。

自己啓発を、マネジメント力の向上のために取り入れると、理想の人柄として必要なものを形成し、不要であるものを改善したり断つことができます。

分かりやすく例えるなら、管理職の誰もが新入社員から始まっていますので、当時の自分を思い返してみましょう。

あなたが付いていきたいと思った上司は、なぜ付いていきたいと思いましたか?

また、あなたが「この人には付いていけない」と判断した上司は、なぜそう思ったのでしょうか?

ほとんどの人が、これらの理由に「知識もテクニックもないから」とは答えないはずです。

つまり、部下や組織から付いていきたいと思われるようになるためには、自己啓発で身につけるべきものは、知識やテクニックよりも人柄なのです。

2,理解する上司に付いていくと知る

自己啓発でマネジメント力を向上させるための二つ目のポイントは、部下は自分を理解してくれる上司についていくものと知ることです。

自己啓発を、マネジメント力の向上に取り入れることは、人格形成に役立つ以外に、他人の考えを知るのにも役立ち、自ら進んで与えることができるようになります。

これも、新入社員の頃を思い返して頂きたいのですが、あなたを理解してくれる上司と、自分の考えを押し付けてくる上司なら、前者の上司を支持しますよね。

自己啓発を行うことで、マネジメント力が培われる理由は、相互理解と譲歩できる器の形成にあります。

ですので、呉越同舟では金メッキのような、見せかけの一時的な協力に留まってしまうのです。

3,共に歩む人についていくと知る

自己啓発でマネジメント力を向上させるための三つ目のポイントは、部下は共に歩んでくれる相手についていくものと知ることです。

自己啓発をマネジメントに取り入れると、チームワークやマスターマインドの関係を築くために、必要な人格を形成することができます。

マスターマインドとは、ナポレオン・ヒルの成功哲学において、二人あるいはそれ以上の同じ考え方を持った人たちによって結成された同盟のことです。

分かりやすく例えるなら「行け!やれ!取れ!」の号令しか出せない上司に、ついていく部下は誰一人としていませんよね。

ポイント2でも挙げた「歩み寄る」こと以外に「共に歩む」事ができない上司には、誰も付いていこうとはしないのです。

自己啓発でマネジメント力を身につける際の注意点

自己啓発でマネジメント力を向上させようと考えている際の注意点は、あなた自身を知識やスキル、テクニックで武装させるという考え方を捨てることです。

なぜなら、部下はこれらの小手先で完全武装したあなたを見ても、全く魅力を感じることはなく、むしろ離れていくからです。

恋愛で例えるなら、自分がいかに優良物件かを相手に見せるために、全身をブランド品で覆い、相手に話す隙を与えず、矢継ぎ早に話す人ならどう感じるでしょうか?

また、戦国時代に武将のあなたが、剣も槍も弓も通さない全身が完全に覆われた鎧をまとっているが、一歩も動かない置物だとしたら兵士の士気はどうなるでしょうか?

人が人と協力したり、人が人についていこうとするのは、あなたという人柄に魅力を感じるから以外にありません。

つまり、自己啓発を取り入れてマネジメント力を身に付けたいと考えるのであれば、行うべきことは、あなたという人格を磨き上げる以外にないのです。

マネジメント力を向上させて組織活性化を図る

あなたという人格を磨き上げ、周囲に魅力的な人に映るように変われば、組織も部下も自然とあなたに付いていこうとします。

もし、現在のあなたの組織がバラバラになっているとしたら、それはあなたの人格がミラーリングした結果なのです。

自己啓発でマネジメント力を身につけるということは、あなたの人格形成を行うことですので、それはすなわち仕事以外のプライベートにも活かすことができます。

仕事もプライベートも充実しているような上司であれば、付いていきたくない部下はいませんよね。

自己啓発でマネジメント力を身に付け、組織の活性化を図ると共に、プライベートも充実させていきましょう。